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Thee Marloes
Perak
Big Crown Records
- Cat No.: BCR179lp
- 2025-06-24
推薦!リストック!〈Big Crown〉地元インドネシアの文化やサウンドの要素に、アメリカのソウルミュージック、ジャズ、ポップスの影響をミックスしたアプローチを持つ、スラバヤ出身のグループ Thee Marloes のデビューアルバム。
Track List
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近日5thアルバムのリリースを控えているとのことで、2008年から2023年までに発表された、ヒップホップからジャズ、ソウル、ポップスまで様々なジャンルの名曲をカヴァーした楽曲がコンパイルされています。Bob Jamesの超名曲ブレイクビーツ 「Nautilus」のカヴァーをオープナーに、ボトムヘビーなドラムにアレンジしたKhruangbinの名曲 「Maria También 」、Royce the 5’9 のJディラ・プロデュース「Let's Grow」や、 50cent「PIMP (Version)」、The Notorious B.I.G.やWarren Gサンプリングで馴染みのメロウ・クラシック「Juicy Fruit」(sample_2)、Gang Starrの「All For The Cash」(sample_3)といったHIPHOPアンセムのカヴァーや、ジャクソン5の 「Great To Be Here」、ビリー・ジョーンズのダンスフロア・バーナー 「Lookout Baby (Here I Come) 」など、最後までアクセルベタ踏みで駆け抜けます。7inchリリースの多い彼らの楽曲を一挙に楽しめるありがたい一枚。 (AYAM)
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数多のHIP HOP作品のサンプリングソースとしても名高い Bob Jamesの名曲「Nautilus」、原曲の艶めくエレピのパートをスチールパンで再現し、ハードなリズム隊で増強されたA面(sample_1)と、B面にはKhruangbinのカルト・クラシックをボトムヘビーなドラムにアレンジした「Maria También」を収録した強力ダブルサイダー! (AYAM)
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『Si Me Faltaras Tu b/w Parachute』という2曲を収録したデビュー7inchを発表した後解散してしまったThee Lakesiders。そのB面に収録されていたチカーノ〜スウィート・ソウル ファンに人気のトラック「Parachute」をシングルカット&リイシュー。〈BIG CROWN〉主宰Leon Michelsプロデュース、The Shacksをバックバンドに迎えた、極上の演奏を楽しめるインスト・ヴァージョンがまた良い。 (AYAM)
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これはいい曲だと予感させるイントロのドラムブレイクから、艶やかなピアノとシタール、切ないギターリフがたまらないミッドナンバー「Falling Away」。第一弾リリースの時点で公開されており、なぜこれをシングルにしないのだ!と悶絶していたところでした。うれしいです。 (AYAM)
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骨太なリズム隊やハイレベルな音楽性は健在ですが、綿密なソングライティングとレコーディングのテクニックを捨て、よりルーズでアドリブ的なスタイルに変更された今作。アルバムのオープニングを飾る、これぞSurprise Chefな 「Sleep Dreams」から、硬質なドラムとピアノ・フレーズが印象的な渋ファンク「Bully Ball」(sample_1)、レトロSF映画に出てくるロボットのSEのようなシンセ音がキュートすぎる「Fare Evader」 (sample_3)など、どこか抜け感のあるヴィンテージでカラりとしたサウンドになっていて、かっこいいスタイル変更になったなと思います。全11トラック、ジャッケットもとても良い。推薦です。 (AYAM)
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レコーディングでほぼすべての楽器を演奏/プロデュースとアレンジを手がけるMorten Martenソウル・バンド Les Imprimés。現地では既にHIPHOPのフィールドなどでプロデューサーとして評価されている才能。フロア仕様に意識してボトム強化された「Love & Flowers」、ゴージャスでスウィートなソウル・ナンバー「You」を収録。 (AYAM)
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テュルク系の民族の血を引くドイツ人シンガー/サズ奏者の Derya Yıldırım を中心に、フランスやイギリス人のメンバーで構成された、ターキッシュ・サイケで香り高いサウンドが魅力の多国籍バンド。シタールに似たオリエンタルな音色の伝統的なトルコギター「サズ」による妖艶なフレーズとオリエンタルなヴォーカルに、〈BIG CROWN〉印のブーンバップ/ヒップホップ、ソウルな演奏がリズム隊に反映されています。90sヒップホップ、ネイティブタン周辺のビート好きにも堪らないプロダクション。もちろんプロデュースはレーベル主宰Leon Michels。アルバムも絶賛製作中のようなのでとても楽しみです!推薦 (AYAM)
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〈BIG CROWN〉主宰Leon Michels 率いるEl Michels Affair がバックバンドとして参加しており、重低音リズム隊のプレイも保証済みです。トリッピーなサウンド・ミキシングが鳥肌ものの「7th Heaven」(sample_1)をオープナーに、先行シングルでもあった、ラテンにインスパイアされたというジャズ・ダンサー「Footwork」(sample_2)と「Morning Glory」ももちろん収録。聴き進むごとにシネマティックで抒情的になっていくB面も引き込まれます。長年ヒップホップからソウル、ジャズとニューヨークのシーンを見てきた彼の視野の広さがそのままパッケージングされたようなドラマチックな構成も素敵。 (AYAM)
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テュルク系の民族の血を引くドイツ人シンガー/サズ奏者の Derya Yıldırım を中心に、フランスやイギリス人のメンバーで構成された、ターキッシュ・サイケの香り高いサウンドが魅力の多国籍バンド。シタールに似たオリエンタルな音色の伝統的なトルコギター「サズ」による妖艶なフレーズとヴォーカル、アンカラ/トルコの民謡と〈BIG CROWN〉印のブーンバップ/ヒップホップ、ソウルな演奏が掛け合わされた、無二のサウンドが完成されています。Derya YıldırımとLeon Michelsの相性の抜群さが楽しめる、イントロからワクワクさせるファンキーな「Direne Direne」(sample_1)、先行7inchカットもされた「Cool Hand」(sample_2)が特におすすめ。プレイリスト/DJのスパイスに是非! (AYAM)
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レーベル諸作のプロデュースはもちろん自信もプレーヤーとして活躍するLeon Michels、Black Thought(The Roots)やLiam Baileyとの連名作を除けば単独リリースは約4年ぶりとなります。ラグジュアリーなストリングスと骨太なリズムセクションによってハードボイルドなムードが香り立つ2トラックは、レーベル初期から謳っている'シネマティック・ソウル' というコンセプトが体現されています。かつてない渋さを醸し出している一枚。 (AYAM)
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シャッフルするドラムと踊るようなピアノ・ラインの「With You」と、硬質でパンチの効いたドラム・ブレイクに「愛だけが私たちを自由にしてくれる...」と反芻する切ないフックに目頭が熱くなるミッド・バラード「Only Love」のダブルサイダー。 (AYAM)
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イギリス人の母とジャマイカ系イギリス人2世の父を持ち、イギリスのノッティンガムで生まれ育ったLiam Bailey。ブレイク前夜のAmy Winehouseが、Liam Baileyの作るローファイな録音を気に入っていたという痺れるエピソードや、70年代からイギリスを代表するレゲエ/ダンスホールのラジオDJ/セレクターDavid Rodigan と、同じく70年代にパンクとレゲエを邂逅させた仕掛け人 Don Letts の両氏を魅了するなど、リスナー/プレーヤー両方からの評価が熱い今、機が熟し切ったタイミングでの2ndアルバムが完成。先行シングルとなった、ヴィンテージ・ジャマイカン・ソウル彷彿の「Dance With Me」を筆頭に、レゲエ以外のロック、フォーク曲もRawでとてもいい。音楽ルーツに挙げている、Bob Marley、Dillinger、Stevie Wonder、The Beatles、Jimi Hendrix などが確かにうかがえます。個人的には、やはり彼らしいステッパー「Canary In The Coal Mine」(sample_1),人種問題など平等を育むための行動を促す、力強いレベル・ミュージック「Mercy Tree」(sample_2)をリピートしてしまいます。昂りますね。おすすめです (AYAM)
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メキシコ系アメリカ人の居住区バリオで育った、ユニークな女性(チカーナ)たちへの愛と尊敬を歌う「Queen Of The Barrio」。スネアの心地良いアップテンポな「Goddess」、こちらも女性が持つ比類なき魔法を賛美し、リスペクトを捧げるロマンチックな一曲。 (AYAM)
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The Roots や Dap kingのメンバーであり、Amy Winehouse や Lizzo to Lee Fields、Charles Bradleyなど、数多のアーティストにその才能を貸してきたトランペッター。ラテンにインスパイアされたというジャズ・ダンサー「Footwork」(sample_1)、強すぎないブロウに色気が漂います。6/8拍子の強グルーヴと、スペイシーでヴィンテージなシンセがダンスへ誘う「Morning Glory」(sample_2)も70年代OSTの様なムードでまた渋い。 (AYAM)
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ジャズ、ヒップホップ、ソウルのファンキーなブレンドに、デヴィッド・アクセルロッドの影を加えたような、彼ら独自のサウンド。ヘビーなドラムブレイクと耳に残るシンセサイザーラインで始まるA面「Velodrome」、ギターとパーカッションの阿吽、妖しくシンセやヴィブラフォンの鳴るムーディーなシーンから後半はベースとドラムの骨太ビートへ展開するB面「Spring's Theme」と、バンドの実力を紹介する名刺のような一枚。 (AYAM)
El Michels Affairのヒップホップ的なドラムの上でメランコリックなギターやマリンバが ボビーの歌声を引き立てる「Whatcha Know」は、死と経験について探求した哲学的思索を込めています。「Losing It」は酩酊サイケなギターリフと不気味な効果音からドラムが入ることで一気に盛り上がるドラマチックな展開の演奏。スペイン語と英語で歌い上げるボビーの哀愁ヴォーカルが沁みます。Bobby Oroza & El Michels Affair、相性が良すぎる。 (AYAM)
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El Michels Affairメンバーで、ソロ作も好調なトランペット奏者Dave GuyとサックスのIan Hendrickson-Smithが現在The Rootsのフルタイム奏者として活躍しており、その縁からこのプロジェクトが結実。Michelsはスタジオで完全に作曲・録音されたソウルソングを作り、自分でサンプリングし、その音をチョップ&ループしインストを作成。本編では引き立て役であった音効やアレンジ、重低音のリズムセクションが存分に楽しめます。 (AYAM)
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ヴォーカルのNatassya Sianturiの甘くスムースな歌声、印象的なギターリフ、リヴァーブたっぷりのリムショットがロマンティックなミッドナンバー「Logika」と、タンゴ調のリズム&ギターがムーディーな「True Love」のダブルサイダー。アルバムが待ち遠しいです。 (AYAM)
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ヴォーカル/鍵盤 Natassya Sianturi、ギター/鍵盤 Sinatrya Dharaka、ドラム Tommy Satwick によるトリオ・バンド。コンパクトな編成ながら、トラックごとにホーンやオルガンなどのサポート・ミュージシャンも多数採用しているため、サウンドは非常に厚みがあり華やかです。Natassyaの甘くスムースな歌声、印象的なギターリフ、リヴァーブたっぷりのリムショットがロマンティックなミッドナンバー「Logika」(sample_1)や、パンチの効いたホーンライン、弾むようなバックビート、深夜の恋物語で引き込む印象的なリリックとキャッチーなフックのデビュー曲「Midnight Hotline」といった、アルバムリリースまでに7inchシングルとして発表された4曲は全て収録されています。ここ数年インドネシアのインディー・シーンで、良質なシティ・ポップやソウルのバンドの活躍が多く見られますが、そういった環境で育まれたメロウ&スウィートのセンスなのかなと想像しています。個人的ヘビープレイは、ゴスペル的コーラスが込み上げるR&Bバラード「Over」(sample_3)沁みます。大阪公演、とっても素敵でした。 (AYAM)